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バックアップのすすめ

コンピュータのデータは、常に損失する危険性があると考えましょう。 一度でもデータが消えて困った経験があれば、対策しているものですが、面倒で辞めてしまっていたり、前回のバックアップが古いものだったりしているかもしれません。

データ損失の原因としては、次のようなものがあります(Wikipediaより)。

  • 人為的ミス…誤って削除してしまった、など
  • ハードウェア障害…保存しているハードディスクやUSBメモリが壊れてしまった、など
  • ソフトウェア障害…Windowsが不安定で保存ができなかった、など
  • 盗難や紛失…USBメモリを落としてしまった、など
  • コンピュータウィルス…データが消えてしまうコンピュータウイルスもあります。

少し前までは、バックアップしていたCD-ROMが壊れていたという話が多かったのですが、最近は、USBメモリが壊れてしまったという話を多く聞きます。どちらも壊れやすいものの代表みたいなものなので、一時的に持ち運ぶ・やりとりするためのものと割り切りましょう。

そうすると、残りはハードディスクということになりそうです。

【内蔵ハードディスク】
Windowsが使用しているCドライブは、頻繁に書き込みがおこなわれるので、万が一誤って消してしまったときに、復活させることが難しいです。少なくともDドライブに保存することが望ましいです。デスクトップの場合は、ハードディスクを2台内蔵できるものも多いので、増設したドライブを活用するようにすれば、かなり安心です。

【外付けハードディスク】
デスクトップであれば、つないだままにできるので、保存場所やバックアップ場所に適しています。しかし、電力不足で正常に動作しない場合もあります。電源を別ケーブルで供給できるタイプがお勧め。

【ネットワーク型ハードディスク】
自宅などで、インターネットをするためにネットワークケーブルを接続しているなら、ネットワーク型ハードディスクがお勧め。複数の配線のことに気を遣わなくて済むため、それだけでも便利。なお、ネットワーク型といっても、家の外からアクセスできるわけではありません。

■バックアップの仕方

何もツールがない場合は、My Documentsをドラッグしてコピーをすることになるのですが、データが多くなると時間がかかり、面倒で辞めてしまう人が多いです。どこにバックアップしたか、どこにバックアップしていたかを忘れてしまう可能性もあります。

更新されたファイルや新規に作成したファイルだけを自動的にバックアップするのがお勧め。シンクロするソフトは、無料でも手に入れることができます。バックアップ先をネットワークドライブに指定しておけば、いつでも実行できるので、面倒さは軽減されます。

■マックのタイムマシン

マックでは、システム内に標準でバックアップ機能を備えています。意識することなく、自動で外付けハードディスクにバックアップしていきます。それだけでなく、過去の状態へさかのぼることができます。例えば、不要だと判断し、本体のデータを削除し、ゴミ箱を空にしても、何日か後、あるは、何週間か後に、突然必要になっても、タイムマシン機能で過去に削除したファイルを取り出すことができます。不安定なWindowsにこそ必要な機能だと思うのですが…。

software/backup_recommendation.txt · 最終更新: 2022/10/07 (外部編集)