ログインとログオン
インターネット上でサービスを利用するときには、ログインして、使い終わったらログアウトします。パソコンを使うときは?
ログインやログオン、サインインなど、紛らわしい用語が出てくるのがパソコンやネットの世界。ログインもログオンも、ユーザー名とパスワードを入力してパソコンやネットのサービスを利用することで、意味に違いはありません。ほぼすべての場合は、ログインしてログアウトです。
例外は、Windowsでのログオンして、ログオフするパターン。パソコンの世界でのたぶん唯一の例外です。他のパソコンやスマホは、ログインしてログアウトしていると思います。ネットのサービスでは、MSNやOffice365などの場合に、サインインして、サインアウトします。例外のどれもがマイクロソフトのOSだったり、サービスだったりします。つまり、マイクロソフト関連以外は、ログイン・ログアウトと覚えておけば大丈夫です。
また、MSNにログインしたい場合は、「サインイン」という用語を使いますが、他のネットサービスで「サインイン」は、初めて使うときに個人情報やパスワードなどを登録するときに使います。つまり多くのサービスでは、一度サインインしてから、毎回ログインして使うことになります。
ややこしい話なので、まとめます。
- 普通、ログイン・ログアウトを使います。
- 通常、サインインは、初めて使うときに自分の情報を登録することを指します。
- マイクロソフトの場合、Windowsではログオン・ログオフ、MSNではサインイン・サインアウト、と独特の用語の使い方をしています。
他にも用語の使い方などで、混在して紛らわしいことがあるのですが、大抵の場合、マイクロソフトものが例外だと切り分けて考えておけば、すっきり解決です。
なお、そもそも「ログイン」という用語はどういう由来があるかというのは、諸説あるのでここでは省略します。
【追記】 いろいろなサイトを見てみると、ログインの意味でサインインという用語を使っているサイトは少なくないようです。非常に紛らわしい。