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インターネットの中心部

インターネットの中心となるコンピュータはどこにあるのでしょう。

電話回線は、東京と大阪にセンターがあり、主要都市に拠点を置きながら、枝分かれするように全国を網羅しています。世界を網羅しているインターネットは、どのような仕組みになっているのでしょう。

インターネットは、アメリカで発展してきました。このとき、非常時に備えて、特定の都市機能がマヒしても、動作し続けるネットワークとして研究がされてきました。そのため、中心となるコンピュータは、アメリカ国内の複数に分散されて、それらを複数の通信網でつないでいます。その通信網の様子がクモの巣のようになっているので、ワールドワイドウェブとよばれているのです(ウェブとは「クモの巣」の意味)。

現在、ルートサーバーは13台あり、アメリカ国内だけでなく、アジアでは日本にも1台あります。

誰も知らないインターネット上最大の会社

昔は、例えばアメリカにあるホワイトハウスのホームページを見るときは、データがあるアメリカのワシントンあたりにアクセスし、太平洋の下を通る海底ケーブルを通って、自宅まで届くと教わりました。

しかし、それは過去の話。実は、世界中のあちらこちらにコピーを保存しているサーバーがあり、URLをちょこちょこってやって、近くにあるサーバーからデータを取り寄せています。それをやっているのがAkamaiという会社。GoogleやFacebookと並ぶ「誰も知らないインターネット上最大の会社」と言われているそうです。

グローバルで展開しているYouTubeやFacebookがなぜ快適に動作するのか、そんな裏の仕組みがあったわけです。

internet/center_of_internet.txt · 最終更新: 2022/10/09 (外部編集)