インストール直後は30秒以下で起動するのに、使っていくうちに2分近くかかるようになる。その理由は?
遅くなる一番大きな理由は、レジストリの肥大化といわれています。レジストリとは、Windows自身やソフトウェアがいろいろと基本情報や設定を記録しているものです。周辺機器の情報も書き込まれ、新しいソフトをインストールするたびに大きくなっていきます。起動が遅くなるのは、このレジストリが大きくなるのが原因の一つです。
レジストリを整理するソフトも出回っていますが、数秒速くなっても、やはり購入時のスピードは戻っては来ないのです。
また、ソフトウェアをインストールすると、デスクトップやスタートメニューのアイコンが増えていきます。起動時にはこれらのアイコンの情報を一通りチェックします。なぜチェックする必要があるのかというと、アイコンにはショートカットキーを割り当てることができる機能があります。「ショートカットキー? 使ったことがない」という人のパソコンも、一通りすべてのアイコンをチェックしに行きます。これも遅くなる原因です。
雑誌等では、ハードディスクの断片化を解消するために、デフラグを推奨する記事があったりしますが、実際にはそれほど効果はありません。これも同様に少しは速くはなりますが、購入時のスピードにはなりません。
急がば回れ!! 一番効果があるのは、リカバリ。購入時の状態に戻してしまうことです。費用もかかりません。ただし時間はかかります。しかし、リカバリをすると「このパソコンってこんなに速かったっけ?」と思うほど改善するはずです。買い換えは2、3年先送りにできそうです。